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人狼ゲームのルールを詳しく知りたい
始めてみたいけどやり方だったりコツの様な物が知りたいな。
心理戦っていうのは聞いたことあるけど難しくないんだろうか?
こういった疑問をお持ちの方に対してお答えしていきます。
今や人狼は様々な媒体でプレイする事が可能となっており、お金をあまりかけなくてもかなりの人数で遊ぶ事ができる人気のあるゲームです。
詳細なルール解説やプレイヤーの役割についてお話ししていきます。
内容を押さえておければ、皆さんも心底人狼を楽しむ事ができますよ!
ゲーム概要~人狼ってどんなゲーム?~
人狼は「人狼陣営」と「市民陣営」に分かれて戦う会話型のロールプレイングゲームです。
プレイヤーそれぞれに「陣営」と「役職(特殊能力)」が割り振られ、敵対する陣営の数を減らしていき勝利条件を目指していきます。
会話を通じて他のプレイヤーを説得、はたまた欺く事で自陣営を勝利へと導いていきましょう。
役職解説
プレイヤーに割り当てられる「役職」には基本的に「人狼陣営」と「市民陣営」に分かれます。
基本的にはこの2つの陣営になるのですが、様々な派生作品には「第3勢力となる役職」も存在しています。
ゲームに慣れてきたり、大人数で遊ぶ場合は混ぜる事で会話のバリエーションが増えて楽しめます。
ですが通常通りの遊び方であれば「人狼陣営」と「市民陣営」だけ把握しておけば問題ありません。
作品毎に「役職名」が異なる場合がありますが、所持する能力は同一となります。
人狼陣営
人狼
毎晩「市民陣営」のプレイヤーを1人を指定し襲撃する事で、そのプレイヤーをゲームから脱落させる事ができる役職です。
タイトルにもなっている通り、この役職で上手く立ち回る事ができれば脱初心者です。
複数の人狼がゲームに参加している場合は、お互いの存在を把握する事が可能。
つまり誰が「市民陣営」なのかをゲーム開始時から知る事のできる能力を持っています。
この力を利用して自分が「予言者(占い師)」と嘘をつく事もできます。
「予言者(占い師)」に占われる事で正体がバレてしまう為、慎重に立ち回りつつ最優先で「予言者(占い師)」を脱落させる必要があります。
ですが「市民陣営」には「ボディーガード(狩人)」というプレイヤーを守る事のできる役職も存在するので、相手の裏をかく行動も必要になってきます。
初めて「人狼」という役職でプレイする時は立ち回りに苦労すると思いますが、陣営も把握できているので思った以上に自由に行動する事ができます。
時には大胆に、時には繊細に発言し、「市民陣営」を恐怖のどん底に突き落としてやりましょう。
裏切り者(狂人)
特殊能力は一切持たず、「予言者(占い師)」に占われても「市民」と判定されるのですが「人狼陣営」に属する特殊な役職です。
「霊媒師」に能力を使用されても「市民」と判定されます。
ただ勝利条件は人狼と同一で「市民陣営」の撲滅。
「人狼陣営」が有利になるように発言し、場を混乱させるのが役割となります。まさに狂人(笑)
能力が無く本作屈指の立ち回りが難しい役職です。
虚言をガンガン言い過ぎてもすぐ正体がバレてしまうし、言わな過ぎても空気になってしまう・・・
ゲームから脱落していても「人狼陣営」が勝利していれば一緒に勝利となるので、序盤から人狼を特定できないような発言をしていてもいいかもしれません。
市民陣営
市民(村人)
何の能力も持たない一般市民です。
ゲームの中で一番参加人数が多い役職となります。
何の能力も持たないからこそ、話し合いをしっかりとしていく必要があります。
時には特殊能力を持つ味方をかばって自分が犠牲になる事も必要です。
周囲の「市民陣営」と協力して「人狼」を追放していきましょう。
予言者(占い師)
毎晩プレイヤーの一人を占い、人狼かそうでないかを判別する事ができます。
人狼を確実に見抜くとても強力な役職です。
あくまで判別できるのは人狼か市民だけの為、役職まで確認する事はできません。
「市民陣営」は何が何でも「予言者」を守り抜く事でゲームをかなり有利に進める事ができます。
逆に言ってしまえば人狼はさっさと「予言者」を追放したいと考えています。
たとえ能力が強力であっても、カミングアウトをするタイミングを誤ったりすると人狼と怪しまれる可能性もあるので注意しましょう。
霊媒師
毎晩、お昼に追放された人物が、「人狼」だったのかそうでないのかを調べる事ができます。
こちらも「予言者」と同じで役職までは確認できません。あくまで人狼か市民だけとなります。
ただ能力としてはとても強力。「予言者」と並ぶ「市民陣営」の強力な助けとなってくれます。
ボディーガード(狩人)
毎晩、誰か1人を人狼の襲撃から守る事ができます。
基本的には強力な「予言者」を守る事が多くなるとは思いますが、連続して同じプレイヤーを守る事はできません。
そもそも「予言者」と名乗り出ているプレイヤーが本物なのかどうかも分からない為、全く意味のない人狼を守ってしまう事もあります。
役職をカミングアウトしてもあまりメリットが無く、ただただ人狼に狙われやすくなってしまう役職となります。
ゲームの流れ
人狼は夜の時間と昼の時間を繰り返していきます。
ゲームによっては1日目の夜からいきなり人狼の襲撃が行われます。
ただこうなってしまうと全くゲームに参加せず脱落してしまうプレイヤーが出てきてしまうので、襲撃は無しにして自分の役職だけを確認するようにすると不公平感が無くなります。
夜の時間
「人狼の襲撃」と「特殊能力を持つ市民が能力を発動」する事ができます。
アプリ等では発動順を自動で行ってくれます。
対面式の場合では寝ている設定の為、全てのプレイヤーは顔を伏せてゲームマスターの指示に従ってください。
・ゲームマスターが全員の役職を把握
まず最初にゲームマスターが役職の名前を読み上げていき、該当するプレイヤーは顔を上げる等して合図をします。
この時音は出さないようにしましょう。(他の人に役職がバレてしまうので)
こうする事でマスターは全員の能力を把握し、今後のゲーム進行を行っていきます。
この後の各々の能力発動の際は都度顔を上げてゲームマスターに合図をします。
・人狼の襲撃
人狼のプレイヤーは襲撃したいプレイヤーを指をさす等してマスターに伝えます。
1日目の夜では襲撃を行わないゲーム設定があります。(むしろ推奨)
・予言者の占い
正体を判別したいプレイヤーを指さし、ゲームマスターから人狼であるか市民であるかのジェスターを受け取り確認します。
・霊媒師の能力
昼の時間に追放された1人のプレイヤーを指定し、ゲームマスターから正体をジェスチャーで確認します。
毎ターン確認する事ができるので、基本的には全ての追放されたプレイヤーの正体を確認する事ができます。
・ボディーガードの守護
人狼の襲撃から守りたいプレイヤーを1人指定してゲームマスターに伝えます。
この時連続して同じプレイヤーを選択する事は出来ないので、前の夜に選んだ人とは別のプレイヤーを選択する必要があります。
・朝を迎える
夜明けと同時にゲームマスターから人狼の襲撃結果が伝えられます。
襲撃を受けたプレイヤーはゲームから追放され、今後の話し合いに参加する事はできません。
襲撃を受けたのがもし「予言者」や「霊媒師」だった場合、もちろんその能力の発動結果を伝える事はできません。(死人に口なしです)
ボディーガードが人狼の襲撃を防ぐ事が出来た場合は、その夜の犠牲者はいないという事になります。
昼の時間
人狼を探し出すための話し合いの時間です。
襲撃の結果、占い、霊媒師の能力を加味して、制限時間内にゲームから追放するプレイヤーを1名選択する必要があります。
「市民陣営」は人狼を探す事が目的ですが、「人狼陣営」は正体がバレないように上手くあざむく立ち回りが重要です。
プレイ人数に応じて制限時間を設け、終了次第多数決を行い1名が追放されます。
同数の場合は、さらに再投票を行います。
追放されたプレイヤーは今後の話し合いに参加する事はできません。
各陣営の勝利条件
人狼陣営
残っている人間の数が、残っている人狼の数と同じになれば勝利
市民陣営
人狼を全て追放する事ができれば勝利
第3勢力
個々の条件を満たしたうえで、ゲーム終了時に生き残っていれば単独での勝利。
まとめ
今や全国でもかなり有名になった「人狼ゲーム」
会話型のゲームの為やる人を選びますが、やはり定番の面白さ。
知らない人には是非遊んでみてほしい作品です。
できれば対面で相手の表情の変化を見たりして推理をするのが醍醐味ですが、アプリで無料でできる物もあるので敷居が高いと感じる人は是非おためしください!