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【ルール&遊び方解説】マンカラとは?【どんなゲーム】

マンカラとは一体どんなものなのか知りたい!

よく「マンカラ(まんから)」って言葉を聞くんだけど、そもそも「マンカラ」って何?

なんかゲームの一種であることはなんとなく知っているけどそれ以上の事は全くわからない。

一緒にセットになっている「カラハ」って言葉も聞くけどそれも何?
それぞれの言葉ってどんな意味があるんだろう?

「マンカラ」が一体どんなものなのか誰か解説してください。

 

 

あなたもなんとなーく聞いたことがあるかもしれない、「マンカラ」について紹介していきます!

「マンカラ」とはズバリボードゲームの一種です。

 

「マンカラ」が一体どういったものなのかの詳細と、ルールや遊び方について解説していこうかと思います。

 

 

マンカラ(まんから)とは何?

「マンカラ」はアフリカが起源と言われているボードゲームの一種。

子供でもプレイが可能な簡単なルールと、シンプルながらも中毒性のあるゲーム性が人気となっています。

セットになって有名な「カラハ」という言葉は「マンカラ」の遊び方の1つとなります。

 

 

マンカラの簡単な概要

昨今の複雑なルールのボードゲームとは打って変わってとんでもなく分かりやすい遊び。

遊べる人数は基本2人で用意する用具は「6つの穴の空いた入れ物を2列」と、そこに入れる「石やビー玉」など。

 

ゲームは100種類以上もルールがあると言われていますが、最もポピュラーで人気の遊び方は「自分側の列にある石やビー玉を動かして早く無くす事」

「二人零和有限確定完全情報ゲーム(ふたりぜろわ ゆうげん かくていかんぜんじょうほうゲーム)」という長苦しい名前のジャンルに分類されるそうですが、要は「運の要素が無いゲーム」ですよ!という事です。

 

ゲーム名の「マンカラ」とはアラビア語で「動かす」という意味なんだそうです。(へぇー

 

ルールをまとめると、「自分側に空いている穴から物を全部無くせば勝ち」になる「運要素無しの完全実力主義のゲーム」

 

 

とても歴史のあるボードゲーム

100種類以上もルールがあるのでその歴史もとても古く、エジプトに遊んだ形跡が残っていたことで「紀元前15世紀には遊ばれていたのでは?」と言われています。

その頃は今のように立派なゲームセットがあるわけではなく、地面に丸を書いてそこに石を置いて遊んでいたそうです。

 

それだけ昔に遊ばれていたのに、ゲームの仕組みはほとんど変化が無いなんて信じられませんね。

 

 

 

特殊な用具は必要としない

今では色んなメーカーから「マンカラ」という名前ですぐ遊べるゲーム一式として発売されていますが、そもそも自分で手作りする事もできます。

用意するものはなんでもいいので「容器12個」と、容器に入れる「ビー玉等48個」

「容器を用意するのもめんどくさい~」というあなたには「紙に12個丸を書いた物」と「おはじき48個」でも全然問題ありません。

昔の人は地面に丸を書いて遊んでいたんですから・・・

 

究極まで無駄を省略された歴史あるゲームだからこそできる節約術です。

 

こんな感じですぐに遊べちゃいます!

 

マンカラのルールと遊び方5種

 

「マンカラ」の概要と歴史が分かった所でゲームの詳しいルールについてお伝えします。

本来は100種類以上も遊び方があり、今回は日本でメジャーなルールを5つ解説します。

基本的なルールは一緒ですが、遊び方毎に名前が異なり、若干の追加要素があります。

 

 

 

基本的に2人で遊ぶゲームなので、ゲーム一式を挟んで向かい合って座ります。

そして12個ある穴に石をそれぞれ4個ずつ入れ、好きな方法で先攻と後攻を決めたらゲーム開始です。

 

 

日本で一番ポピュラーな「ベーシック」

一番有名でメジャーな遊び方である「ベーシック」

自分側にある6列の穴に入っている石を全て無くす事ができれば勝利となります。

 

自分側にある6個の穴から好きな場所を選び、その穴に入っている石を全て取り出します。

取り出した石は、取った穴の右隣の穴から反時計回りに1個ずつ入れていきます。

石を置き終えたら相手プレイヤーに手番を交代します。

この時左右にある大きな穴に最後の石を入れた場合は、更に自分の手番を行う事が可能です。

 

この手番を繰り返し、自分側にある穴から全ての石を無くしたプレイヤーの勝利となります。

左右の穴に最後の石を入れる事で、連続で手番を行える事を利用するのが勝利のコツです!

 

 

 

 

ほんとに簡単「イージー」

ゲームの目的が得点を稼ぐ事になった「イージー」

自分から見て右側にある大きな穴、これが自分のゴールとなります。

基本的なルールは前述の「ベーシック」と同様になりますが、この大きな穴である自分のゴールに一番石を入れたプレイヤーが勝者です。

 

 

自分側の6個ある穴から好きな場所の石を全て取り出す(ここはベーシックと一緒)

右隣から1個ずつ石を置いていく(ここも一緒)

自分のゴールである穴には入れれるが、相手の穴には入れる事ができない。

自分のゴールにたくさん石を入れたプレイヤーの勝利です。

どちらか片方の陣地にある石が無くなった時点でゲーム終了。
その時点で一番多くの石を獲得していれば勝利です。

 

 

 

世界ではこれがメジャー「カラハ」

「イージー」と同じく自分のゴールにたくさん石を入れたプレイヤーが勝利となる「カラハ」

ですが追加ルールが2つ加わる事でより深い戦略性が生まれました。

 

「マンカラ」のゲームタイトルになっている事が多く、ゲームを総称して「カラハ」と呼ばれることがあります。

遊び方の名前だったんですねぇ。

 

 

石の移動については一緒

自分側の穴の石を全て取ったら、右側の穴から順番に1個ずつ入れていきます。

「カラハ」の特殊ルール①

最後に石を置いた時に自分側の穴に何も入っていない場合、

反対側にある相手陣営の石と自分陣営の石をゴールへ全て入れる事ができます。

これが自分の獲得ポイントとなります。

 

 

「カラハ」の特殊ルール②

ゲーム終了時点で自分側の穴に入っている石は全て自分の得点となります。

たとえ自分のゴールに石が少なくても大いに逆転は可能!

 

 

ゲームの終了

どちらかの陣営の穴から全て石が無くなったらゲーム終了です。

自分のゴールにある得点を数えて多い方が勝者となります。

 

 

ガーナの国技である「オワリ」

両サイドの大きな穴については基本的に使用しない「オワリ」

あくまで自分の獲得して石入れとして機能します。

ルールは若干難しくなっていますが、かなり戦略性の高い遊び方になります。

 

石を右隣の穴に入れていく、石の入れ方についてはどのゲームも一緒。

選んだ穴のすべての石を右隣の穴から反時計回りに入れていきます。

両サイドの穴は使用しない

互いのプレイヤーの得点入れとなるので、ゲームでは6×2の12個の穴のみ使用します。

 

 

石を穴に入れる

相手の陣営で最後の石を入れ終わった時に、その穴の石の数が2~3個になった場合は自分の得点入れに入れる事ができます。

さらに直前の穴にある石の数が2~3個の場合も同様に行えます。

可能であればこの作業を繰り返し行い、石を取れなくなった時点で相手の手番となります。

 

 

 

多くの石を獲得したプレイヤーが勝利

石の数は全部で48個なので、先に25個獲得できればその時点でそのプレイヤーの勝ち。

もしくはどちらかのプレイヤーが石を移動させることができなくなった場合はそこでゲーム終了。

自分の陣営にある石を自分の得点として計算し、多い方が勝利です。

 

 

 

フィリピンで有名な「スンカ」

自分のゴールに一番多く石を入れたら勝ちの「スンカ」

基本的なルールは「カラハ」と一緒ですが、石の動かし方が複雑になりました。

 

石がある限り手番は終わらない

最後に入れた穴に他の石があった場合は、そのまま続けて手番を行う事ができます。

この連続で行える手番を上手く使いこなしていきましょう。

 

 

ゴールに一番多くの石を入れたプレイヤーが勝利

どちらかの陣営の石が無くなった時点で、石を一番多く自分のゴールに入れていたプレイヤーが勝利となります。

ゴール以外の穴に残っている石は、その陣営側のプレイヤーの得点となります。
最後まで気の抜けない勝負となります。

 

 

マンカラを遊んだ方達の感想

 

 

どんな年齢でも楽しめる「マンカラ」
かなり小さいお子さんでも楽しめるのって素晴らしいですよね。
案外大人をびっくりさせるような驚きの戦術を見せつけられるかもしれませんよ?!

 

お金がかからない歴史あるシンプルゲーム「マンカラ」

公益財団法人「日本レクリエーション協会」によると「マンカラ」は頭の使い方「ワーキングメモリー」を鍛えるのに最適なゲームとの事。

理由としてはルールが複雑ではない為脳の動きが活発になるんだそうです。

 

こんな頭にもいいゲームを昔に発明して遊んでいた人達はほんとにすごいですね・・・

 

現在では色々なメーカーから発売されているので簡単に手に入れる事ができます。

「購入はちょっと・・・」という方は手作りでも手軽につくれるので、頭のよくなる「マンカラ」をぜひ遊んでみてください!

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